カシスソーダ

 旅先でよくジャズバーに行く。お酒がもっぱら弱いので、いつとカクテル系を2.3杯飲んで帰る。昨日は甲府のアローンでカシスソーダ、今日は神田のステップで、あえてカシスソーダ。飲み比べると全然違う。簡単に言うと一方の味は繊細で、一方の味は大ざっぱ。繊細なカシスソーダを飲むと、複数の細い何かが優しく体の細胞奥まで突き刺さる感じがする。とても気持ち良い。ジャズも同じだ。演じる人が違うと同じ曲でも全く違って聴こえる。同じものを比べると、とても楽しい。音響の方は、大ざっぱなカシスソーダのお店が繊細だった。

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ビルエヴァンス「alone」

朝起きて、ビルエヴァンスを聴いている。とても美しく、心が幸せになる。生前ビルは言っていた「音と音の間に美しさがある」と。その間のビルの世界観に多くの人は心奪われるのである。

神聖なる音楽

 キースジャレットのケルンコンサートを聴いている。朝の澄み切った空気、湖の近く、たくさんの木々たち、小鳥のさえずり、全てが美しい。キースは、そんな場所に連れて行ってくれる。キースは言っていた。「私はクリエイターではない。神から感じるものを表現しているだけだ。できるだけ純度高く」

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カフェが好きなわけ

  以前、広島に少しだけ住んでた時期があった。当時はスタバ全盛期。そこで珈琲を売るというより珈琲を飲む体験を売るという新しいマーケティングに触れ、シックでアートな空間に酔いしれた。時間がたっぷりあったので、たくさんの本を読んだ。すぐにカフェの洒落た空間と自由な空気が好きになった。本を読むのも好きになった。50冊以上は読んだだろうか。そこで得たものは、今しっかりと自分の軸を作っている。カフェは、自分にとって学んだり創造したりする場所。大事な場所。

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ジャズ喫茶 いーぐる

ジャズ好きが全国から集まるお店。店内のバズーカスピーカーからは良質の音が大音量で響きわたり、まるでライブ会場にいるよう。昔に録音したものを聴くという一線を遥かに超えた生々しい音。ベース音は胸を大きく震わせ、ドラムの勢いは目の前まで迫り、アルトサックスは頭を貫通する。ここは1960年代、演奏しているのは、エリックドルフィーたちだ。

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お店の品格

  沼津で美味しい料理屋さんがあると聞いたので、ランチを食べに行くことにした。駅から少し遠かったが、美味しいものとの出会いを求め、暑い中、汗だくになりながら歩いて行った。お店に入ると、たくさんのお客さんで賑わっていた。1人なので、すぐに奥のカウンターに通された。ふと前を見上げると、ゴルフコンペの案内のチラシが貼ってある。よく見ると、25周年記念のゴルフコンペのようだ。コンペ内容の横には、ゴルフボールを取ろうと前かがみになったお姉さんの写真が掲載されている。胸元が大きくクローズアップされ、胸が半分以上見えている。えっ。これはいかんでしょ。カウンター越しの三人の板前が皆、とてもスケベそうに見えてくる。お刺身定食が運ばれて来た。お刺身は美味しかったが、帰り道は後味が悪かった。

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エラ フィッツジェラルド

今日は、大好きなエラを聴きながら新幹線で浜松へ、そして、夜はジャズバーへ行く。すると、女性ピアノがおられお話をすると、同じくエラが大好きとのこと。弾きながら歌いましょうか? 是非とも! 貸し切りの広いジャズバーで、エラ フィッツジェラルドの弾き語り。なんとも贅沢でなんとも嬉しい体験で、一瞬にして心は天国へトリップです。